災害復興

産業と地域の復興の関連性について研究してきました。最近は、なかなか復興研究にまで手が回らず、反省しております。

参考になりそうな発表論文、講演資料などを、徐々にアップしていきます。

 

■気仙沼市「防潮堤を勉強する会」での講演資料(2012年8月14日)へのリンク

ご縁があって、気仙沼市の「防潮堤を勉強する会」の設立直後の場で、講演させていただく機会がありました。この勉強する会は、「賛成」「反対」ではなく、「まずは勉強するところから始める」ことで、全体的なムーブメントにつなげようとしています。立場を超えて、共通の議論の場を設けることを最優先するこの気仙沼市の取組みは、非常に素晴らしいものでした。

 

■東日本大震災1年後の産業復興状況の概要(2012)

地域安全学会のいわき市でのワークショップ・東日本大震災特別論文集 No.1,(2012. 8)に提出した論文「東日本大震災における経済被害の全体像と連関性」です。2012いわきWS(経済復興)final.pdf (342033)

産業復興が、様々な条件の連関によって課題を抱えていることが分かると思います。

 

■復興博覧会の提言論文(2011)へのリンク

日本災害復興学会の学会誌に寄稿した「民間のアイデア、資金、技術を導入した「博覧会方式」の復興を  -ドイツ・IBA エムシャーパークに学ぶ-」へのリンクです。
歴史的には、災害復興がひとだんらく着いた段階で、復興博を開催するのがよくあるパターンです。しかし、そうではなくて、「復興への取組み」と「変わりゆく地域」を多くの人に見てもらうタイプの「復興博覧会」を提案しています。

 

■統計指標からみる地域の復興の考え方(2008)

2008年11月の災害復興学会・研究発表会での発表論文と発表資料です。2008復興学会(指標)final.pdf (329,1 kB)復興学会パワポ案5.ppt (1261568)
 

分野によって、長期的な復興状況は違います。その概要が分かっていただけるとともに、データから「復興」を考える場合、「絶対値」と「変化率」の両方をみることが大切だと分かります。概念的な復興のアイデアを、定量的に表現してみた研究としては先駆け的なものだと思います(先に英語でも発表したおかげで、海外の方が引用してくれています)。

 

■阪神・淡路大震災後の大規模店舗の出店動向と、商店街への影響(2005)

2005年に都市計画学会に提出した論文「阪神・淡路大震災後の商業復興と大規模小売店舗の進出状況に関する研究」です。都市計画学会原稿0819(pdf)2.pdf (881556)

阪神・淡路大震災後、被災地に生まれた「空き地」には、大規模店舗が積極的に進出しました。そして、商店街の売上をみると、大規模店舗が積極的に進出した沿岸部では、大きく減少しています。東北の被災地でも、大規模店舗が積極的に進出しています。今の状況では、住民の生活利便性向上のために不可欠なものなのですが、今後、地域の商業はどうなっていくのか、気になっています。

 

■水害の被災地における地場産業の復興要因(2005)

地域安全学会に提出した、2004年の水害被災地の地場産業(豊岡市のカバン産業、鯖江市の漆器産業)の復興で、何が役立ったのか調査した論文「水害による地場産業の復旧・復興施策についての基礎的考察~豊岡市,鯖江市におけるケーススタディ~」

です。地域安全学会(最終原稿).pdf (182467)

当時は、産業の復興はほとんど注目されない時代でした。